【脱党支援センター2020年8月21日】
8月18日、米軍のバーク級駆逐艦「マスティン号」が台湾海峡を通過し、今年で8回目の米軍軍艦の通過となりました。
米太平洋艦隊(U.S. Pacific Fleet)は18日、誘導ミサイル駆逐艦「マスティン号」(USS Mustin, DDG 89)がインド太平洋地域の安全と安定を支援する任務で台湾海峡を通過している写真をフェイスブックに掲載しました。
米軍の軍艦が台湾海峡を通るのは今年8回目で、以前に比べ、中国の東海岸寄りの近海を通過するルートに変更しています。台湾国防部もこの情報を確認しています。
台湾国防部報道官 史順文氏
「米軍の戦艦1隻が、北から南に向かって台湾海峡を通過した。その後、南への航行を続けている。米軍の戦艦が台湾海峡を通るのは、一般的な航行任務の執行だ」
ニューヨーク・タイムズは17日、トランプ政府が米台関係を強化し、軍艦を台湾の港に寄港させたり、制服を着た軍人が台湾を訪問したり、台湾で訓練を実施したりする可能性があり、残っているのは台湾を国家として承認することだけだと報じました。
台湾国防部報道官 史順文氏
「双方は《台湾関係法》に基づいて共同で地域の安定と平和を守っている。メディアの憶測の部分については、国防部はノーコメントだ」
立法委員 許智傑氏
「米国は日本、台湾、豪州、東南アジアの民主主義国家と力を合わせて、共産独裁政権に対抗しようとしている。この情勢は非常に明確で、台湾海峡、東シナ海、南シナ海だけでなく、将来は民主主義国家が共同の防禦陣線を作り、共産勢力の侵略を防ぐ必要がある」
中共解放軍が台湾海峡の南北で軍事演習をすると宣言したことを受け、台湾国防部は、国軍は地域情勢の変化に対する完全な有事計画を持っており、国の安全を確保するために戦闘態勢を強化し続けていると示しました。
転載新唐人