バイデン氏の就任式を控えたワシントンDCの様子市民ががっかり

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安全のためにフェンスで仕切られ、軍の監視下に置かれた首都の様子をワシントンの人々に感想を聞いてみた。

変わり果てた光景になぜ人々が不満を抱いているのか、NTDのミゲル・モレノが詳細を伝える。

ワシントンの中心部はほぼ人通りが絶えている。

当局により一部の通りが閉鎖され、地下鉄が運休しているからである。すべては20日の大統領就任式に備えるためである。

ワシントンの住民ブライアン・ブラデリック氏はセキュリティーフェンスは国の分断を反映していると語った。

ワシントン住民/ブライアン・ブラデリック(Brian Broderick)
まるで軍事基地のゲートみたいだ。厳重なロックダウンが行われたような感じだ。政治にかかわるより文明的な方法が見つからないのは本当に残念だ。これは地域社会として改善の必要があることの証拠だ。

メリーランド州から来たブライアン・フェラン氏は自分が「反乱の要塞」と呼ぶものを見に来たという。民主党に投票したフェラン氏は、議事堂で起きたことを見て、あれは期待していた政権交代ではなかったと述べている。

メリーランド州住民/ブライアン・フェラン(Brian Phelan) 円滑な政権交代にはならない。政権の交代というのはこれではダメだ。そのために首都を封鎖するのはがっかりだ。

テキサス州から初めて観光に来たメーガン・ランドル氏は米国の歴史的建造物を見るのを楽しみにしていた。ところがナショナル・モールは大半が封鎖されている。

テキサス州住民/メーガン・ランドル(Megan Radall)
リンカーン記念館やアインシュタイン記念碑、ベトナム戦争戦没者慰霊碑など・・本当に楽しみにしていたが、全部閉鎖されていて、とても悲しい。

米国シークレット・サービスは道路や橋の閉鎖を示す交通規制図を公表した。閉鎖箇所はすべて少なくとも就任式が終わる日まで閉鎖の予定だ。

ただしこれまでも幾度か変更が行われたように今後も閉鎖箇所が変わる可能性がある。

転載NTDTVJP

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