東アジアの海の上という、おもしろい位置に日本がある。「おもしろい」と言ったのは、大国である中国の隣国の一つでありながら、海を隔てているせいかその影響の受け方が地続きの国とはまた違っ…
もっと見る >投稿者: quitccp002
中国伝統文化と日本(二)
【関連記事】中国伝統文化と日本(一) 華やかな唐(618~907)の前に、隋(581~618)という短いながらも興味深い時代があった。隋の氏姓は楊である。その祖は、後漢の政治家・楊…
もっと見る >中国伝統文化と日本(三)
宇治・萬福寺を開山した明僧、隠元禅師(ウィキペディア) 【関連記事】中国伝統文化と日本(二) 中華五千年の歴史には及ぶまいが、日本も神武天皇以来、2千数百年の歴史をもつ。短い歴史で…
もっと見る >日本の昔話: 現世修行の原因
昔、近江国にお坊さんがいて名を賴真と言い、9歳の時、金勝寺に入りました。彼は記憶力に優れていて、僧の経を読誦するのを聞くと、すぐ覚えるようになりました。賴真は毎日経を読誦し続けて、…
もっと見る >日本の昔話: 毒蛇から生まれ変わった僧侶
遠い昔、大和国に転乗という僧侶がいました。彼は気が荒くて、常に怒っていました。転乗は小さい頃から仏経を読むのが好きで、毎日仏経を読むのを楽しんでいました。仏経を暗唱しようと思い、い…
もっと見る >日本の昔話:あの世から生き返った利荊女
聖武天皇の時代、河內国に利荊女という人がいました。彼女は幼い頃から心身が清らかで、悟性が高く、仏法を尊ぶ心を持っていました。彼女はいつも家で仏経を誦しましたが、行き来する人たちはみ…
もっと見る >寒い洞窟で孤独と貧困の中 18年間ひとり夫を待ち続けた妻
結婚とは神聖なるもので、結婚式では「健やかなる時も病める時も、富める時も貧しい時も、死が二人を分かつまで」お互いを思いやることを誓うものの、現代では結婚が長続きしない夫婦もいます。…
もっと見る >『竹取物語』に秘められた謎(二)
二、昇天する壮観な場面 いよいよ八月十五日になり、帝から派遣された多くの兵士たちの守衛も、かぐや姫を迎えに来た天人たちの前では何の役にも立ちませんでした。天人の王と思われる人が現れ…
もっと見る >夏、殷、周 上古三代の天命観について考察する(一)
司馬遷は中国の歴史上で最も有名な歴史家で、彼の『史記』は「二十四史」(中国の王朝の正史24書のこと)の第一に数えられ、中国の歴史上における最初の紀伝体の通史として、上古の伝説の黄帝…
もっと見る >夏、殷、周 上古三代の天命観について考察する(二)
関連記事:夏、殷、周 上古三代の天命観について考察する(一) 現在の中国人と違って、上古三代の中国の先祖達は皆、神を信じていました。彼らが信じる神々の中には、自然神もあれば、祖先神…
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