生まれては滅亡を繰り返してきた中国の歴代王朝。その興亡を決めるのは、国の執政者の資質であると古人は言います。いつの時代にも、権力者につきまとうのは抗いがたい誘惑です。国家の存続は、…
もっと見る >投稿者: quitccp002
世界で一番物忘れのひどい人
昔、魯の哀公が孔子に尋ねた。「物忘れのひどい人が引っ越しをした時に、妻を置き去りにしてしまい、焦って妻を探し回ったという話を聞きましたが、世間にこのような人は本当にいるのでしょうか…
もっと見る >人間を4つのタイプに分類した司馬光
北宋の政治家で、歴史家でもある司馬光(1019 – 1086)は、紀元前403年から紀元969年までの歴史を編年体でつづった『資治通鑑(しじつがん)』を編集した人物。こ…
もっと見る >母親思いの6歳の子どもがとった行動とは
東漢のころ、陸績(りくせき)という非常に博識で多才な男性がいました。呉郡呉県(現江蘇省蘇州市)出身で、天文暦学に精通し、「渾天図」を著しました。また、「易経」と「太玄経」に注釈をつ…
もっと見る >継母にいじめられても なお親孝行
閔損(びんそん、紀元前536年-紀元前487年)は、字を子騫(しけん)といい、春秋(周朝)魯国の人。孔子の弟子で、徳行に優れており、孔子が「孝なるかな、閔子騫」(論語・先進)と、そ…
もっと見る >食べ物は単に空腹を満たすもの
「空腹は最高のソース」という西洋のことわざがあるが、古代中国でも同じエピソードがある。 明代の嘉靖(かせい、1522-1566)年間に、大臣を務めた劉氏は、退職すると故郷へ戻ってき…
もっと見る >紫禁城から知る古代中国の五行思想
万物は五行(五つの要素:金、木、水、火、土)から成り、物事には秩序がある。一見、複雑に見える物体や現象はすべて「五行」で構成されており、互いに関連しあいながら、目に見えない「法」に…
もっと見る >罪をとがめるより更生を励ます
悪行を改めるよう、寛大な心で更生を励ますことは、良知ある人を育てることに繋がる、というお話。1900年も前の物語とされる、「元」泥棒と賢人の典故を紹介します。出典は中国北宋時代に、…
もっと見る >虹の小人は本当に存在していた!?
地球上にかつて現在の人類よりはるかに小柄の人種、小人が存在していた。これに関して世界各地に伝説が残っており、多くの書物にも記録されている。更に近代の考古学研究から小人が存在していた…
もっと見る >自分を殺そうとした父親と弟にとった行動
舜は中国古代の五帝の一人で、姓を姚、名を重華、号を虞氏といい、虞舜と称された。 舜は幼いときに母を亡くした。両目を失明した父・瞽叟(こそう)は後妻を娶り、弟・象が生まれた。舜の父は…
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