新型コロナの感染拡大が始まってから、アメリカを含む欧米政府はロックダウンやワクチンの義務化、ソーシャルメディアの検閲を進めている。「緊急事態」の名のもとで、官僚主義が膨張し、かつてないスピードで人々の自由が奪われている。民主主義の手本とされてきた欧米で、なぜこのような事態が起こるのか。人権の観点から、政府のやり方は正当化できるのか。中国式のコロナ対策を導入する欧米国家に対し、デストロ氏は「専制政治への第一歩だ」と警鐘を鳴らす。パートIに続き、カトリック大学法学教授で元国務省次官補のロバート・デストロ氏に話を聞いた。
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