18日に湖北省武漢市で開催されたボクシングのエキシビジョンマッチの試合で、中国人ボクシング選手が反則をした事件です。
事前説明では、「試合はボクシング試合のルールで進められる」ということになっていましたので、対戦選手らもボクシングの装備でリングに上がりました。しかし試合が始まる当初から、中国人選手でインフルエンサーの玄武選手は、「特別対戦相手」として招待された元WBO(世界ボクシング機関)世界フライ級王者の木村翔選手に対し、投げる、蹴るなど、他の格闘技の技を使って攻撃し、第2ラウンドではキックボクシングの技を使って、木村選手を抱き上げて、頭から投げ落としました。木村選手は投げ落とされた後、途中退場しました。玄武選手は反則したにもかかわらず、審判員は玄武選手の勝利と判断したのです。
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