7月1日の共産党創立100周年を前に、全国的にいわゆる「安定維持」が強化されている。中共中央規律検査委員会は、90年前の 顧順章事件を突然蒸し返し、習近平氏は率先して「党を裏切らない」と誓った。
中共の国家安全部副部長である 董経緯氏が2月に米国に逃亡したと示す兆しが相次いでいる。 中国問題専門家のゴードン・チャン(章家敦)氏は、もしそれが事実であれば、中共の崩壊につながる可能性があると分析している。
中国の有名な逃亡者といえば、1990年、元新華社香港支局長、中央委員会委員だった、許家屯氏が米国に亡命しました。1986年、中国国家安全部北米情報司の 俞強声司長が米国に逃亡して、CIAに長年在籍していた中共のスパイ・ 金無怠 （ Larry Wu-Tai Chin） の正体が割れました。
コメンテーター：矢坂明夫・産経新聞台北支局長
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