英オックスフォード大学動物学部の野生動物保全調査ユニット「WildCRU(ワイルドクルー)」は、科学雑誌「ネイチャー(NATURE)」に8日掲載した研究論文で、ウイルスの発生源とされた武漢の海鮮卸売市場では2017年5月以降、コウモリやパンゴリン(日本名センザンコウ)は販売されていなかったと指摘した。世界保健機関(WHO)の調査報告書の結論を覆すものとなった。
ワイルドクルーの責任者であるデビッド‧マクドナルド教授は、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の大流行が始まる前に、自身のチームは中国の大学との共同研究で武漢の全ての海鮮卸売市場からデータを収集していたという。武漢で販売される野生動物の正確な情報を記録していた。
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