[東京 8日 ロイター] – 日米豪印4カ国の首脳が電話などによるオンライン会談を週内にも実施する方向で検討していることが明らかになった。来週には米国からバイデン政権の2閣僚が訪日、日米外務・防衛閣僚会合(2プラス2)も予定されており、対中国での4カ国および日米の連携を示す格好だ。複数の関係筋が明らかにした。
日米豪印4カ国は昨年10月に毎年の定例会合開催で合意、その後電話会談も実現しているが、4カ国首脳会談が実現すれば初めてとなる。
日時は今週末を軸に調整中。電話もしくはテレビ電話形式などの方法が検討されている。4首脳は安倍晋三前首相が提唱した「自由で開かれたインド・太平洋(FOIP)」構想の実現を確認する。この他、ワクチン供給体制やサイバー防衛、レアアース調達など様々なテーマでの協力確認を模索する可能性があり、内容を調整中という。
15日の週にはブリンケン国務長官とオースティン国防長官がバイデン政権の閣僚として初めて訪日する予定。海警局の武器使用権限を定めた中国の海警法の2月施行を踏まえ、対中懸念など事項を確認する見通し。
(竹本能文)
転載 大紀元 https://www.epochtimes.jp/p/2021/03/69518.html
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