米国情報機関の主役CIAに関するバイデン大統領の人事を見てみましょう。バイデン大統領が、CIA長官に指名したのはウィリアム・バーンズ氏です。
メディアの複数の報道は、バーンズ氏と中共の癒着を浮き彫りにしています。これらの報道は主にバーンズ氏が中国への旅行と、北京の影響力ある機関に所属した人間からの寄付に焦点を当てています。
バーンズ氏は、カーネギー国際平和基金と呼ばれる、外交政策シンクタンクの理事長です。2019年、バーンズ氏は米国議会スタッフのグループを、北京旅行に招待しました。グループは、太子や外交部の役人、数人の研究者に面会しました。
太子とは、中共高官の子供たちのことです。
バーンズ氏の基金は旅行費用の一部を負担しました。
問題となる太子は、李小林 (り・しょうりん)という女性です。彼女は、第3代中共国家主席の娘です。当時李氏は、中国人民対外友好協会(CPAFFC)と呼ばれる組織のトップでした。
米国政府によると、この組織は統一戦線工作部に所属する、中共政府の海外プロパガンダ機関です。
統一戦線工作部は、中共に直属する中核組織であり、海外で中共の影響拡大を進める、数千のグループを組織化するという重要な任務を担っています。統一戦線工作部は、西側の政治家や経済界のリーダーを標的として懐柔し、中共政府に都合よく彼らを駒として動かします。
統一戦線の工作を後押しするもう1つの政治団体が、中国人民政治協商会議(CPPCC)です。 この組織の一員が、ウィリアム・バーンズ氏の任期中にカーネギー基金の理事となりました。
張懿宸(ちょう・いしん)は、理事に就任して以降50万ドル(約5,000万円)以上を同基金に寄付しています。張氏は、北京に拠点を置くあるシンクタンクの上級副理事長でもあり、このシンクタンクの理事長も、統一戦線工作部で活動しています。
カーネギー基金はまた、米中交流財団から少なくとも20万ドル(約2000万円)の寄付を受けています。この財団も、統一戦線工作の一翼を担っているとして、非難の目が向けられています。
バーンズ氏は、上院で指名承認公聴会が開かれる前に姿を現す予定です。 NTDは同氏にコメントを求めましたが、現時点までに回答はありません。
転載NTDTVJP
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