(字幕版)「トランプ大統領の退任後の弾劾は違憲」ハーバード・ロースクールの名誉教授  ‘UNCONSTITUTIONAL’ TO IMPEACH AFTER TERM【動画】

13日下院がトランプ大統領の弾劾を求める決議を行ったため、大統領が退任した後に上院が弾劾裁判を行う可能性が出てきた。

しかしハーバード・ロースクールの名誉教授アラン・ダーショウィッツ(Alan Dershowitz)氏は、それは起きてはならないことだと述べている。

ハーバード・ロースクール名誉教授アラン・ダーショウィッツ氏は、トランプ大統領を退任後に弾劾することは違憲だと述べている。

ハーバード・ロースクール名誉教授/アラン・ダーショウィッツ(Alan Dershowitz) 現職の大統領ではない者を弾劾できるということになれば、一般市民を弾劾で裁く下院の権限に歯止めがきかなくなってしまう。それは端的に憲法違反だ。上院はそんな違憲行為を押し進めてはならない。

同氏は17日Fox Newsに、弾劾の目的はあくまで現職の大統領を解任することだと語った。

同氏は1970年代の初め、上院での弾劾裁判を避けて辞任したリチャード・ニクソン大統領の例を挙げた。ニクソン大統領の辞任後は弾劾を継続しようという試みはなかった。

一方、大統領が弾劾されたのは1876年の一例だけである。ダーショウィッツ氏は陸軍長官の解任を失敗した事にも言及した。その例では、上院は最終的に辞任した者を弾劾で裁く権限はないとの評決を下した。

同氏は、市民となったトランプ氏を弾劾することはできない。もしそれが可能であれば、恐ろしい結果を引き起こすだろう。与党に反対する将来の大統領候補は片っ端から弾劾されるかもしれないと述べた。

一方リンゼー・グラム(Lindsey Graham)上院議員は、上院民主党院内総務チャック・シューマー(Chuck Schumer)氏に弾劾手続きを思いとどまるように促している。

グラム氏はこの弾劾は政治的復讐という違憲行為であり、国民の融和を遅らせることにしかならないと論じている。

トランプ大統領の弁護士ルディ・ジュリアーニ氏は大統領弾劾の弁護団に加わらないと述べている。

同氏はABCニュースに対し、自分は証人なので、法廷でも上院でも弁護団に加わることはできないと語った。

転載NTDTVJP


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