【新唐人独自】大学や研究機関との提携で米国の技術窃盗 中共内部文書入手【動画】

【脱党支援センター2020年10月6日】

新唐人が独自に入手した中共の内部文書により、中共が提携校や共同研究プラットフォーム、訪問学者、国費留学生などを通じて、米国から先端技術を盗んでいることが確認されました。

今回入手した「吉林省と米国科学技術の提携」という報告書によると、吉林省は米国のトップ大学、研究機関、科学技術企業との提携により、産業分野で3Dプリント、ナノ粒子、新エネルギー自動車などの先端技術を獲得しています。

また、医療分野では、高度な「臨床診断治療法」と「実験研究法」を習得しています。

バイオ・医薬分野では、米国の実験設備や遺伝子データベース、生物学の分野における先進技術と豊かな資源を利用して、広範な技術交流を行ってきました。

また、長春光学精密機械・物理研究所とミネソタ大学との共同研究により、太陽電池の短絡電流などの重要な技術を得ています。長春光学精密機械・物理研究所は中共の軍民両用の科学研究機関であり、中共の「両弾一星計画」や「有人宇宙計画」などの主要プロジェクトに参加しています。

2016年の報告書には、吉林省の30以上の大学がハーバード大学やスタンフォード大学などの米国の大学とともに大学間交流関係を築き、毎年500人の留学生を米国に送り出していることが記されています。

吉林省の大学は、米国に5つの孔子学院と19の孔子課堂を設置しています。

一部の学者は、中共は学校提携、共同研究プラットフォーム、訪問学者、米国への留学生派遣などを通じて、米国から先端技術を盗んできたと指摘しています。

別の文書「フランスとオランダの科学研究紹介」からは、中共の「友好交流」の真の目的を垣間見ることができます。

文書によると、フランスは航空宇宙、エネルギー、宇宙技術において強い科学技術的優位性を持っており、長春光学精密機械・物理研究所はフランスの研究機関と協力関係にあると示されています。

2012年以前は、中国でのコロナグラフ(Coronagraph)の研究は空白でした。

長春光学精密機械・物理研究所がフランスのマルセイユ天体物理学研究所と、コロナグラフ研究において綿密な協力関係に発展した後、2018年にコロナグラフの「独立開発」に成功し、長春光学精密機械・物理研究所は、重要な役割を果たしたとしています。

近年、米国政府は、中共の「千人計画」に関わる学者を逮捕するなど、中共による先端技術の盗用を取り締まっています。

今年6月、米国は中共の軍民融合の機関から派遣された留学生や中国人が学生ビザや訪問研究員ビザを使って米国に入国することを禁止しました。

転載NTDTVJP

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