【脱党支援センター2020年9月12日】
オーストラリアのモリソン首相は9月9日、暴力的な動画が蔓延っているSNSを非難し、特にTikTokにも警告を発しました。
豪州 スコット・モリソン首相
「TikTokにアップされたあの恥ずかしい動画を見た」
9日、オーストラリアのスコット・モリソン首相は、SNS上の暴力的な動画、特に児童に悪影響を与える動画を非難するビデオ演説を発表し、Tiktokに警告を発しました。
豪州 スコット・モリソン首相
「これらのソーシャルメディア企業に言いたいのは、あなたの製品は世界を変えているが、それには大きな責任が伴う。責任を負う必要があり、製品がオーストラリア人に害を及ぼさないようにする必要がある。 私の政府はあなたに責任を持たせるために力を尽くす」
8日、オーストラリア戦略政策研究所は報告書を発表し、中共がWeChatやTikTokなどのSNSを通じて海外にまで影響力を拡張し、言論の自由を脅かしていると指摘しました。
報告書では、TikTokは、政治や社会に関するコンテンツに対して検閲を行い、その内容を規制していると指摘しています。以前暴露された審査内容に関する文書によると、TikTokは社内の審査員に対し、天安門事件やチベット独立問題、法輪功を扱った動画は検閲するよう指示しています。
また、米政府の調査では、TikTokが中共の虚偽のプロパガンダの支援を行っていることや情報セキュリティのリスクが存在することが判明し、TikTokの買収協議を進めているほか、将来的には米国でのTikTokの使用禁止も視野に入れています。
モリソン首相は、オーストラリアは「強力な行動」をとっていると述べました。
豪州 スコット・モリソン首相
「これらのソーシャルメディア企業が正しいことを行うことを確保することは、豪政府にとって難しい課題だ。 SNSプラットフォームがテロリストの手中の武器にならないようにしなければならない」
転載新唐人