WHOを利用して欧米のワクチンデータ窃取=中共ハッカー【動画】

【脱党支援センター2020年9月10日】

報道によると、中共は米国のワクチン研究に関する情報を盗み出すために、セキュリティが弱いと思われる米国の大学を標的にして攻撃しただけでなく、WHOを利用して情報を入手してハッカーに行動指針を提供しました。しかし、中共の企みは米国に知られており、ホワイトハウスがWHOに厳しい姿勢を示したり、ヒューストンの中共領事館を閉鎖したりしたのは、中共によるスパイ行為が原因の1つとなっていました。

ニューヨーク・タイムズの9月5日の報道によると、ワクチンデータを盗むことを目的とした中共のハッカーは、製薬会社を標的にしているだけでなく、セキュリティ保護があまり厳しくないと思われる学術機関も攻撃しています。ここ数週間、中共のハッカーはノースカロライナ大学疫学部のコンピューターネットワークへのハッキングを試みており、成功はしなかったものの、他の米国の大学への攻撃は部分的に成功しており、一部大学のネットワークはすでに侵入された可能性があるといいます。

米司法長官代行 ジョン・ドマーズ氏 「以前の事例からわかるように、中共は長い間、様々な生物医学研究に関心を寄せている。これは『中国製造2015』計画の中にあり、中共の焦点がどこにあるかを知ることができる。このような状況下で、最も価値のある生物医学研究資料の窃盗を試みないほうが驚きだ。これらの情報は財務角度からでも価値があり、地政学の角度から見ても無限の価値がある」

ニューヨーク・タイムズによると、中共の諜報部員はWHOから入手した情報を利用して、欧米でのハッカーの作戦を指示したといいます。米情報機関関係者は2月初旬にすでに中共の行動を把握し、CIAなどが観察していましたが、結果的に5月になってホワイトハウスがWHOに対してより厳しい態度をとることになりました。

中共はハッキング以外にも、米国の大学と中国側の研究提携を利用したり、米国にいる中国の諜報員が研究者から直接情報を収集したりするなど、米国の大学にアクセスするために様々な手段を使っています。

米司法長官代行 ジョン・ドマーズ氏 「私たちが指摘しているほとんどの事例は内部のケースで、米国にある企業や学術機関の個人が技術を盗み、中国に持ち込んでいる」

FBIによると、トランプ政府は7月22日にヒューストンの中共領事館の閉鎖を命じましたが、これは中共のスパイが領事館を基地として、ヒューストンの医療専門家に浸透しようとしていたことが一因だといいます。

米政府関係者は、これまでに外国のスパイがギリアド・サイエンス、ノバックス、モデナなどの米国のバイオテクノロジー企業から盗み出した情報はあまり多くないと考えています。

転載新唐人

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