【脱党支援センター2020年8月28日】
スウェーデンの法輪功学習者(以下、学習者)たちは8月1日と4日、首都ストックホルムの市中心の議会プラザ近くにあるコイン広場で、迫害の実態を伝えるブースを設置した。
今年の夏に入ってから、スウェーデンの学習者たちは、2週間毎にこのコイン広場で迫害の実態を伝える活動を行っている。長年、学習者たちが平和的、理性的に活動を行う姿は、市民に深い印象を残し、活動の許可も順調に得ている。スウェーデンの警察は、学習者が行った活動は安心で心配はなく、最近は特定として、活動を1時間延長しても良いとの許可をよく出している。学習者たちも警察によく協力しているという。
1日と4日の2日間はとても良い天気だった。法輪功について理解したいと活動ブースを訪れる市民が絶えなかった。多くの人たちは、静かで和やかなエネルギー場を感じ、その場ですぐに功法を学ぶ者もいれば、携帯電話で録画したり、真剣にパネル資料を読んだりして、学習者の説明を聞く者もいた。
スウェーデン市民が迫害停止の呼びかけ活動を支持
1日、当日の活動が終わる前に、教養のある年配の夫婦が、パネル資料に向かってきた。この夫婦は、パネル資料を見ながら話し合った。男性は何年か前に、中国に行ったことがあり、かつて民主的で繁栄していた香港が、恐怖で闇に溢れ、心が痛いと感じていると学習者に言った。「中共政府の一連の悪事に本当に驚きました。独裁政府にしかできないことばかりです。今日、ここで迫害の実態を理解しました。あなた達が信念のために、これほどまで払った犠牲と、努力の真意がやっと分かりました。あなた達を支持します」。夫婦は署名した後、男性は「法輪功への迫害、特に『臓器狩り』は本当に恐ろしいです。さらに、あの素晴らしい香港が今の状態になって残念です」と言った。
同日、ある女性が学習者に向かって来て、合掌しながら挨拶をした。学習者とこの女性は今年6月に、活動をした時に知り合っていた。女性は人権に関する仕事に従事しており、法輪功の迫害の実態を理解したスペイン籍のセリーナさんだとすぐ分かった。ここで学習者たちに会えるとは思ってなかったセリーナさんは、学習者たちの邪魔をしたくなかったので、携帯電話で録画し、学習者の迫害停止活動を支持するために自身の力を尽くしたいと言った。
「闇は過ぎ去り、夜明けが訪れるでしょう」
4日に活動を行ったとき、アジア系らしき3人がパネル資料の前で真剣に読んでいた。3人はスウェーデンで暮しているベトナム人だった。3人は法輪功が全世界に広がっており、その中には法輪功を修煉するベトナム人も多くいることが分かると、とても嬉しそうだった。帰ったら法輪功のホームページを見て、より多くの情報を理解したいと言った。
またある女性は、「ベトナムも共産主義の国です。私たちの親戚はそこで生活しています。あの国から出た人たちは、共産党の独裁と残虐さを分かっているのです。今は皆、中国で起きていることに注目していますが、中共と中国を分けて認識した方がいいと思います。中共が悪いのであって、中国人は勇敢で、善良な国民です。学習者の皆さんは、ここで迫害の実態を伝えていて本当に素晴らしいです。ご成功を願っています」と言った。
また、自転車で通りかかったスウェーデン人女性は、チラシをもらうと迷わず署名した。女性は学習者を支持すると言い、「法輪功は最もひどく弾圧されている団体です。私は人権に関する仕事をしています。こんなことがあって黙っているわけにはいきません。あなた達は本当に素晴らしいです。続けて頑張ってください」と話した。帰る前に「闇は過ぎ去り、夜明けが訪れるでしょう」と学習者を励ましながら言った。
転載明慧ネット