【脱党支援センター2020年8月22日】
習近平総書記が最近、飲食物の浪費行為を阻止するよう指示したことを受け、各地の政府もこれに積極的に応じています。上海では通報システムまで導入し、市民から批判を浴びています。
8月16日、上海市精神文明建設委員会は、地元のレストラン事業者に料理を「半人前」や量を少なめにして提供するよう促す知らせを出しました。さらには、通報システムを導入し、接待や冠婚葬祭の行事における飲食物の浪費について重点的に監視監督し、「舌の上の浪費」現象を精力的に撃退するよう求め、検挙された人がその行為を改めなければ、「批判されて晒される」ことになるとしています。
上海市のこの措置の発表は議論を巻き起こしています。上海市民の馬さんは、飲食物の浪費に対する当局の規制は、まず一般市民に食糧危機と物価の急上昇を連想させるが、そもそも一般市民は食べ物を浪費するだけの資本がないと指摘します。
転載新唐人