【脱党支援センター佐藤櫻訳猪瀬晴久編集2020年8月13日】
新唐人記者李芸2020年8月5日の報道によると、7月31日、清華大学・経済新聞学院の『GBJプロジェクト』は、教育の基盤としてマルクス・レーニン主義を推進しているが、CNN、ニューヨークタイムズなどの主要米国メディアが、その協力関係にあると、米国保守系メディアの『ナショナルパルス』が、独占ニュースで報じた。
バンクオブアメリカ、ブルームバーグ、コンサルティングの大手二社(デロイト、ネッドファンデーション)などが、出資者となっているという。また、国際ジャーナリスト協会、フィナンシャルタイムズ、ビジネスウィーク、ワシントンポスト、ロイター通信などとも交流があるとされる。
このプロジェクトの卒業生は、清華大学の学位を取得できるほか、国際ジャーナリスト協会の一部の資格をも取得できる。
ビジネスウィーク:前ホワイトハウス担当記者、記者クラブトレーニング学院長:リチャード・ダナム氏、ブルームバーグのコラムニスト:リ・ミラー氏、アリゾナ州立大学:ドナルド・レイノルズ氏、金融ニュースセンター事務局長:リンダ・オースティン氏などが、特任教授に名を連ねている。
また、ニューヨークタイムズの記者:レスリー・ウェイン氏、CNNの司会者:ファリト・ザカリア氏、フェスブックの副社長:ロリ・グリア氏などが、講師として招かれたことがある。
ブルームバーグ社は、コンピュータシステム10台を寄贈、専門サービスを利用しての情報収集と分析、リアルタイムの金融市場データおよび金融取引を、行うことが可能となっている。
『GBJプロジェクト』の主眼は、メディアに関する中国共産党からの任務を遂行することにある―とみなされている。
当該学部長はスピーチの際、共和党メディアの監視、学生への指導や教育は、マルクス・レーニン主義の観点や手法を用いて、ニュースへ対処することなどが、学部の目的であると述べている。
このように、主要メディアや企業が清華大学に利用されているのは、国家権益を中国共産党に渡していることと、等しくなるであろう。米国国務省は、清華大学によるネットワーク攻撃およびサイバーセキュリティ問題を指摘している。
本学院の卒業生らは、CCTVや新華社などの中国政府系機関に勤務するのみならず、西側諸国の各種分野にも就職している。