【脱党支援センター2020年8月10日】
中国はこの30年で奇跡の経済発展を遂げたと言われています。中国のブランド名を思い出せなくても、「奇跡」と共に流行した言葉「GDP」を忘れた人はいないでしょう。
当局のデータによると、中国のGDPは1980年の3000億ドルから2012年には20倍以上の8兆ドル以上となり、20倍以上も増えました。年間の成長率は10%に達します。GDPは2005年にイタリアを超え、2007年にドイツを超えました。2010年には40年以上、世界第二の経済大国を維持してきた日本をも超えました。
江沢民時代からGDPがもてはやされ、その影響は今も続いています。GDPの追求で最大の利益を得たのは、官僚や高官2世、利益集団です。こうして中共はたちまち、世界で最も「資本主義」的な政府になりました。そして、お金を追求することこそ、前向きな生き方なのだという風潮が国中に広がりました。
転載新唐人