米政府関係者:ヒューストン中国領事館はワクチン窃取基地だったと、トランプを激怒させた

【脱党支援センター麻倉静香訳乃木晃編集2020年7月29日】

トランプ
トランプ


 米国高官は、ヒューストンの中国総領事館が、中国のスパイが商業機密を盗み、米国内で犯罪を犯すための拠点となっていることを明らかにした。

 中国共産党は、トランプ政権が何も出来ない状態の中、先駆けて市場にアクセスし米国が開発した抗共産党ウイルスワクチンを盗もうとしたが、その前に領事館を閉鎖せざるを得なくなった。
 米外交政策誌「フォーリン・ポリシー」は7月24日、ヒューストンの中国総領事館内のスパイ活動は、共産党が共産ウイルスのワクチン開発を世界的に先取りしたいとする動きに関連していると国務省当局者が述べたと報じた。

 国務省の関係者は言う「医療界との繋がりは、ここヒューストンでは当然の事だとしている」。
 ヒューストンの中国総領事館は、かなりの規模で長年に渡りスパイ活動を行っており、米国もそのことを良く知っていた。この件で米司法省の高官が語った「ヒューストン領事館での活動の数々は、我々が受け入れられる許容量を遥かに超えていた」と、しかしその詳細は明かさなかった。

 ヒューストンの中国領事館は世界最大の医療施設、複数の研究大学、主要なインフラプロジェクトの近くに位置している。米国当局者によると、この総領事館は過去10年間で少なくとも50回「千人計画」のメンバーを勧誘するために使用されているとのことです。更に領事館の職員は、研究者に直接連絡を取り、彼らを情報収集の方向に舵を切らせることまでしていた。ある高官は、米国で最も深刻な中国のスパイ活動の拠点の一つである領事館では、科学技術機密の盗難が「特に横行しており非常に成功している」と述べた。

 以前、FBIのクリストファー・レイ長官は、FBIは約10時間ごとに共産主義者のスパイ事件に対して新しい捜査を開始していると述べたことがある。米中央情報局(CIA)の防諜部門の前責任者ジェームズ・オルソン氏は次のように語った「中国共産党は、アメリカの技術や研究を盗むことを第一に考えており、自分たちで開発するよりも盗んだ物を利用した方が遥かに簡単だと判断しているからだ」。

 米司法省は7月21日、10年に渡るサイバースパイ活動中、防衛関連企業や新ウイルス研究所や世界中の数百社の企業から企業秘密を盗み出し、中国共産党の国家安全保障当局に情報を提供したとして告発された中国人の2人を提訴した。
起訴状によると、ハッカーたちが中国共産党ウイルスの発生に関する懸念が高まり始めた1月27日の早い段階で、マサチューセッツ州のバイオテクノロジー企業からワクチンの研究データを盗もうとしたとしている。ある専門家は、司法省の告発は中国政府が中国共産党ウイルスに関連する研究に「極めて高い価値」を置いていることを示していると述べた。

 サイバーセキュリティ企業FireEyeのシニアアナリスト、ベン・リード氏は語る「治療やワクチンに関連する

関連記事

コメントを追加