【脱党支援センター2020年7月27日】
中国遼寧省大連市では7月23日以降、水産品加工会社の従業員を中心に、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染が拡大している。市当局は24日、「戦時状態に入った」と宣告し、感染リスクの「高」と「中」に指定した地域で、外出移動規制を実施した。ネットユーザーの投稿によると、大連市のPCR検査には長い列ができ、人で溢れていた。
中国メディアによると、大連地下鉄3号線の大連湾駅が封鎖された。市内を走る20の路線バスの運行が停止となった。荘河市など他の市に向かうバスも運休となった。タクシーなども営業禁止、または感染リスクの高い地域を迂回するよう指示された。
大連市政府の公表では、7月26日に市内で新たな感染者14人が確認された。うちの8人は、水産品加工会社の従業員またはその家族だという。市衛生健康委員会は27日以降、同会社の従業員全員に対して、3日ごとにPCR検査および血清抗体検査を続けていくと示した。
大連市民がSNS上に投稿した映像では、市内の各地のPCR検査所に多くの市民が押し寄せたことがわかった。市民らは検査を受けるために長い列に並んでいた。マスクは着用しているものの、間隔を空けていない。
転載大紀元