【脱党支援センター2020年7月24日】
ポンペオ米国務長官は7月21日、英国のジョンソン首相、ラーブ外務大臣とそれぞれ会談を行い、両国が協力して中共に立ち向かう構図が具体化し始めました。
現地時間21日の正午、ポンペオ国務長官はダウニング街10番地でジョンソン英首相と会談しました。2人は疫病予防のために距離を保っていましたが、ジョンソン首相は「ソーシャルディスタンスを持つことは、外交的・政治的な距離があることを意味しない」と述べました。
ジョンソン首相との簡単な会談の後、ポンペオ国務長官は英国のラーブ外相と会談し、中共の最近の一連の行動について話し合いました。
ポンペオ国務長官
「我々はまず、中共がもたらした挑戦と中国武漢から始まったCOVID-19について話し合った」
ポンペオ国務長官
「中共はこの災難を利用して利益を貪っていますが、恥を知るべきだ。習近平総書記は世界を手助けしていないばかりでなく、返って世界に中共の本性をはっきりと見せてくれた。我々はまた、香港の自由が如何に蹂躙され、中共が如何に隣国をいじめ、南シナ海を軍事化し、インドとの致命的な衝突を引き起こしたのかについて話し合った」
ポンペオ国務長官は、中共を含むすべての国が国際秩序に従って行動するよう、世界が協力していく必要性を強調しました。
中共ウイルスの流行と中共が香港国家安全維持法を施行した後、英国は中共に対する姿勢を強めており、ファーウェイの全面禁止や、香港への引き渡し条約と武器禁輸を無期限で停止することを求めるなど、米国に歩調を合わせて、共に中共に対抗するための土台を作りました。
ラーブ英外務大臣
「英国ははっきりわかっている。同盟国の米国に協力する必要があり、もちろん他方とも協力し、国際システムの中で我々の自由と利益を守る必要がある。香港問題において我々が見せたように、我々は自らの価値観を守り、我々が協力すれば、影響力はさらに増すだろう」
中共と対抗するために手を組むことに加え、米英自由貿易協定の締結を推進することもポンペオ国務長官の訪英の目的の一つであり、7月末には両国間の3回目の交渉が予定されています。
転載新唐人