【脱党支援センター2020年7月22日】
米テキサス州ヒューストン市にある中国総領事館は、米政府に72時間以内に閉鎖するよう命じられたことがわかった。中国外務省は22日の定例会見でこの事実を認めた。
ヒューストンの地元メディアによると、現地時間21日夜8時(日本時間22日朝10時)中国総領事館で書類を焼却する際、火災が発生し、警察と消防が出動したが、建物への立ち入りを拒否された。
ヒューストン警察はFOX26に、中国領事館は現地時間24日午後4時(日本時間25日朝6時)までに建物から撤去するよう命じられたため、機密文書を燃やしていたと伝えた。
中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染拡大で武漢から退避した米領事館館員が6月、業務再開の際、中国側は領事館員に隔離とDNA検査を求めたが、米政府はこれを拒否した。米メディア、ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、21日、中国への報復として米政府は中国総領事館の閉鎖を命じたと報じた。
米中関係は最近、中共ウイルス、香港情勢、南シナ海をめぐって悪化しているが、今回の領事館閉鎖で対立の先鋭化が避けられない見通しだ。
転載大紀元