新唐人のインタビューを受ける久野晋作議員
【脱党支援センター 2020年7月12日】
中国共産党の法輪功学習者に対する臓器狩りを暴いたドキュメンタリー映画『人狩り』が3月24日、静岡県での初上映会が開催された。日本の市民は一日も早く中国共産党による法輪功への迫害を終わらせてほしいと心から願った。
中国共産党が法輪功学習者の臓器を摘出している事実を日本で広く伝えるため、そして日本でも移植に関する法案を早く定めるために、カナダの人権弁護士のデービッド・マタス氏が再度日本に来日した。
『人狩り』(Human Harvest)は、ノーベル平和賞にノミネートされたデービッド・キルガー氏とデービッド・マタス氏の両氏が、中国で発生している臓器摘出について行われた調査に基づいて制作されており、多くの調査と証人の協力により、中国共産党が十数年来、 法輪功学習者に対する臓器摘出で莫大な利益を得ていることを人々に伝えている。今回の『人狩り』を観たことによって初めて真相が分かった日本の市民は、この事実に対して驚きを隠せない様子だった。
日本の市民 心から早くこの迫害を終わらせてほしい
元日本内閣経済産業省副大臣の牧野氏は映画を見た後、「デービッド・マタス氏が全力でこの活動を行い、事実を元に映画を制作しました。彼が中国共産党の法輪功への迫害問題を世界的なレベルの行動に高めました。私は心から早くこの迫害を終わらせてほしいと願っています」と語った。
俳優兼声優の法月晴幸さんはインタビューを受けた際に、「中国でドナーを提供する闇市場のことを聞いたことがありますが、今日、闇市場の細部まで知り、とても驚きました。私に何ができるかと考えています」 と述べた。
メディア関係者の北本智春さんは「信じられません。日本人は普段平和な生活を送っています。生きたまま臓器を摘出している問題を聞いたことはありましたが、今日この映画を観て悲しくなりました。この罪悪は無視されるべきではない問題で、さらに多くの人に知って欲しいと思います」と述べた。
メディア関係者の北本智春さん「さらに多くの人に真相を知って欲しい 」
市議会議員 (臓器狩りは)許しがたい行為
『人狩り』の巡回放映会の2回目は3月25日、千葉県の我孫子市で開催された。現地の多くの市民と議員が来場した。 映画を観て驚愕した観衆は、その後活発に討論し、主催側は来場者の質問に答え、法輪功の基本的な状況を説明した。
我孫子市議会議員の久野晋作氏は映画を鑑賞した後に、「(臓器狩りは)許しがたい行為であり、日本人が移植を受けに行けば、それは違法行為を認めることであり、いわゆる殺略することになるので、あってはならない。(映画を見て)悲しく思っており、なんとか正さなければならないなと思いました。日本国としてできることはやはり違法な移植を認めず、それを禁止し、国内の法を整備するということだと思います」と述べた。
市民の海老澤氏は「今中国では生きている何も罪のない法輪功学習者から、臓器を取って移植していることが行われております。なるべくこの『人狩り』という映画を(もっと多くの方に)見ていただきたいと思います」と述べた。
静岡の他に、『人狩り』は広島、神戸、東京などの都市で順次行われる予定で、説明会や意見交換会で中国の基本的人権の有無や状況に対して、どのように改善できるかを討論することになっている。