中共政府が何故この法案を推し進めているのか

【脱党支援センター佐藤櫻訳乃木晃編集 2020年6月13日】 

5月22日、中国北京で中共全国人大会議開幕しました。 中共人大会議の発表者が、前日の夜に記者会見で会議の議題を公表し、その中で「香港の国家安全を守るための法制度・執行メカニズムを確立し、憲法によって定められた責任を特別行政区政府に履行させなければならない」と言う内容の「可決」などが含まれている。


 この『国家安全法』の内容は「国家分裂」「中央人民政府を転覆」「外国の干渉」及び「テロリスト行為」などを防止する内容が含まれており、この法案の行使は香港の”立法会”を通さず、直接《基本法》23条に導入して実施されることとになる。更に北京政府は、香港に国安機構を設立することを明確にしました。


 中共政府の決定に対し、世界中から強烈な反響が起きている。中共政府の約束を守らず、信用されない中共の不正行為は、世界中の各国で非難の嵐を引き起こした。

アメリカを中心とした各国は、香港の特別待遇を取り消すでしょう。必ず中共の政府要員や企業に制裁すると共に在中企業の撤退が加速する事でしょう。 中共政府が何故この法案を推し進めているのか。 彼等は《中英共同声明》への違反行為の結末を知らないのだろうか、この行為は恐らく世界から制裁され、或いは全世界と決裂に至るまで批難されることを知らないのでしょうか、これ等の行為により、今後の中国経済が崩壊する可能性さえある事を知らないでしょうか?

 習近平氏が愚か又は狂ったのか、いやそのどちらでもありません。実はこの事は中共政府が用意周到、長年に渡り企んでいた事なのです。それはどう言う事かと言うと政権を守るためです。 政権取ってから70年間中共の目的はたった一つ、それは政権を維持することです。「嘘、悪、闘」の手段で全世界を騙し自国国民を弾圧し先進国を洗脳し、みるみる勢力を伸ばして行く事を目的閉じたら政権です。 われわれが見る所、誰が中共政府のトップになっても、先ず強調するのは社会主義の道を進み、中国共産党の指導に従い、即ち中共政権を守ることです。


 国内外の問題によって、中共政府の内部分裂も深刻な状態になり、習近平氏の権力も不安定になりつつ有るため、必ず何らかの行動をとって政権を守らなければならない。 とは言え台湾に攻撃する勇気も無い。何故かと言うと、この攻撃は全く勝ち目のない戦争であるからです。一旦戦争に踏み込んだら最後、政権を守れ無くなるどころか自分の命さえも保障が無いことになるでしょう。

 そのため、その代わりとして香港が標的にされてしまいました。卑劣な手段で『中英共同声明』を破り強制的に《基本法》23条を可決させる。その利害関係とは、

 1.まず、戦争は起きない。戦争が無ければ中共政府の存続と高官たちの命に影響はない。これこそが中共の最重要視している事です。

 2.国民が中共政府から洗脳をされ続けていますので、香港市民を攻撃しても国民は反対しない。同時に国民の集中力を香港に向け、政府への不満を弱めることが出来ます。


 3.政府の内部抗争を減らすことができる。

 4.香港を攻撃しておくと、香港市民が騒動を起こした時、この香港の例を以て中共政府は無防備の市民を弾圧することが出来るのだ、と言う見せしめになり、これが中共の得意なやり方です。


 5.アメリカを始めとして、中共政府に経済制裁や断交を行う可能性もあります。中共政府はこの点を予測出来ないのだろうか、国とは国民とは一体何か、これ等を忘れ己の政権さえ守りさえすればそれで良いのか、この思想は最悪の場合、その昔しに逆戻りし今の北朝鮮のようになるです。

 6.中共の本性はごろつきやならずもので、世界中の非難を受けても何も感じない。どろまみれになれば汚れを恐れなくなるかのように何にを言われでも知らん振りをし、政権さえ守えれば14億の中国人が自分の支配下であれば、他のことはどうでもいいのです。 中共邪霊は恥知らずで忌まわしいものです。喩えにアメリカ政府と西側諸国に非難され制裁されても、それは中共自身全身傷だらけにさせるだけの事です。 中共邪霊の息の根止めることは誰にも出来ないさ。


 中共がこの世に存在する限り、人を傷つけることを止めないでしょう。ではどうすれば良いのでしょうか。 神様に祈願し中共を潰す。如何なる力も阻むことができないのです!


 中共はこの悪法で暫く香港の民衆を押さえつけます。しかし、必ず全世界の人々が立ち上がり中共政府に反対する時が来るでしょう。

その時が正に”天滅中共”の時期です。 二回目の疫病が中国国内で蔓延する時、その時こそ中共政府と同様、政府に媚びへつらっている愚か者どもの逃げ場が無くなる事でしょう。


 友よ、特に中国大陸の同胞たちよ、もう歴史は生きるか死ぬかの瀬戸際に来ています。このどちらかを世界の全ての人々が選択しなければなりません。 善悪を見極め中共を選ぶか、それとも中共を捨てて神のご意志に従うのか、これ等の重要な選択をしてください。 

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