スリランカで暮らしているこの少女は3歳の頃から、誰に教わったわけでもないのに香水の作り方、そして香水ビジネスのことを、周りに話すようになりました。香水の話をする幼児。輪廻転生は実際に起きているのでしょうか。
少女は、前世は香水を作る男性で、名前はジニダサ、バスに引かれて死んだと話す
プルニマちゃんは、自分が香水を作る男性であったこと、名前はジニダサ、家がどこにあるか、そしてどうやってバスに引かれ死んだのかも話していました。そして驚くことに、その男性は実在していたのです。
その家族は何百キロも離れたところに住んでおり、男性の死亡当時の状況は少女が語っていた通りだった
ジニダサさんの家族を初めて訪問したとき、プルニマちゃんは家族の誰が誰かを全員言い当てました。ジニダサさんの妹は、プルニマちゃんよりも年上ですが、彼女は「妹」と呼びました。
またプルニマちゃんの左胸には生まれつき痣があるのですが、そこはジニダサさんが負った致命的な傷と同じ箇所でした。
「その家族と会って、転生って本当なんだって分かったわ」とプルニマちゃん。
幼少期の子どもが前世について鮮明に物語るという報告は昔から数多くある
その共通点は、話し始める2歳頃、前世うんぬんと語るのです。
輪廻転生とは、魂は常であり、一つの体が死んでも、また次の体に入るという考えです。しかし、確たる証拠はなく、推測するにすぎません。次の世があるかないかは、これまでも何世紀にもわたり議論されてきたことです。
Real Storiesは、前世を覚えているという子どもたちを取材し、その話の事実関係を調査し、ドキュメンタリー番組を制作しました。
一つの例がこのプルニマちゃんでした。プルニマちゃんは3歳の時に前世について話し始めたと言います。
米専門家、輪廻転生の2500事例を記録
米バージニア大学のジム・B・タッカー教授は10年以上にわたり2500を超える事例を研究してきた結果、量子力学がその鍵を握っていると主張します。
「量子物理学に基づくと、我々の『意識』によってこの自然界が作り出されていると説明が付きます。物質世界はすべて脳によって作られる、とならば、意識は物質世界とはかけ離れたところで存在するのです。故に、脳と体が死んでも、意識はそのまま存在し、新たな脳と体に移り、新しい命が始まるのです」
タッカー教授の研究によると、前世を語る子どもたちの7割が、前世では何らかの災難により短命でした。また、子どもたちの2割が前世から新たに生まれてくる間の出来事を覚えていると言います。
幼少の子どもがこのような驚くべきことを話すのを聞くと、輪廻転生は本当に起こっているいるのかもしれない・・・そんな気になってきませんか。もちろん、子どもは想像力が豊かであるため、もしかしたら作り話も含まれていると考えるのも当然でしょう。
しかし、研究者たちは、「前世」の人物が実在したとする証拠を数多く開示しました。ですから、子どもたちの作り話だと証明するのもまた難しいことです。
量子力学、意識、・・・。輪廻転生が本当が嘘か、この先も色々な方向から研究は進められることでしょう。
(轉載新唐人)