【脱党支援センター 麻倉静香訳2019年1月14日】
中華民国の2020年の大統領選挙、蔡英文と民進党の勝利は、個人や政党の勝利だけでなく、自由と人権の普遍的価値を守る世界自由民主陣営の勝利であり、世界の正義の力の勝利を表している。
そして、敗退した当事者の主な理由は、中国共産党との密接な関係と、中国共産党の圧政に対する弱さと、中国共産党に悪用されだまさていると気づかないこと、そして中国共産党が台湾を共産化するための重要なパイプとなることが懸念され、蔡英文が勝利したと言えるであろう。
世界の悪の代表—中国共産党政権の敗北は、中国共産党にとって大きな打撃である。
蔡英文の大統領選挙は817万票、韩国瑜は552万票を獲得し、蔡英文が韩国瑜を上回った265万票のうち、大部分が無党派層と若い世代である。今回選挙の若者の投票は初めて118万人にのぼった。
これは、台湾の若い世代が、香港の同世代の若者が血と生命を掛け中国共産党と闘争し、自由と人権を守ろうとしていることを目にし、中国共産党の悪を認識し、中国共産党は台湾の自由と安全に対する最大の脅威であることを認識し、彼らは中国共産党とは逆の立場に立つことを選択したことを明らかに示している。
彼らは投票用紙で中国共産党を拒絶することを選んだ。
世界の未来は若い世代の手に在り、台湾の未来は若い世代に掛かっている、若い世代は、再び中華民国が共産党に抵抗するという伝統と正義の道に戻った。台湾の未来は希望に満ち溢れている。
蔡英文の勝利の選挙結果は、また中国共産党の長期に渡る圧力と台湾併合の失敗を宣言した。
今回の台湾の総統選は、台湾の2,300万人の人々の国民投票でもあった。
台湾の人々は、選挙により、世界に向け我々は自由で民主的な生活様式を追求したいのだという願望を示した。同時に中国共産党に対し「ノー」と言う声を上げたのである。
それは、台湾が中国共産党に強硬さを示し、世界に模範を示し、台湾海峡の両岸の状況を安定させることにつながる。
蔡英文の勝利と韩国瑜の敗北は、世界にもう一つの重要な警告をもたらした。
すなわち、中国共産党が世界における中国共産党の影響力の拡大が抑制され、中国共産党政権が衰退と滅亡の方向に向かっている中で、誰が中国共産党と手を握り、誰が中国共産党の嘘を信じ、誰が不運と失敗を共にするか、そして最終的には、誰が最終的には、自分自身に運命と死の惨劇をもたらすだろうかということ(いや誰もするわけがない。)台湾で起こっているこの現象は、世界中で起きている。
そして、中国共産党から離れ、中国共産党を拒絶し、中国共産党と戦うことは、個人、家族、国を保護する最もよい選択である。