【脱党支援センター田中真央訳2019年12月9日】
(大紀元記者張婷による総合報道)アメリカのトランプ大統領は、世界銀行に中国(中国共産党)への融資の提供を停止するよう呼びかけている。
世界銀行は、木曜日(12月5日)北京への融資を提供する5カ年計画が通過した。アメリカの財務長官スティーブン・ムニューシンは、米国は現在の計画に異議を申し立てていると述べた。
世界銀行の北京への融資は、2017年の約24億ドルから今年は約13億ドルになった。しかし、スティーブン・ムニューシンは、その数がさらに減少するのを希望している。
我々は中国に対する貸付を減らすことを交渉中である—将来は10億ドル以下にするつもりだ。スティーブン・ムニューシンは木曜日に語った。
「昨日、我々は現在の計画に反対する意思を表明した。」トランプ大統領はかつて何回も世界銀行が中国共産党に資金を提供するのは停止せよと言ってきた。
米国の主な懸念は、世界銀行と他の開発銀行が現在交渉している一帯一路を含む世界中のインフラプロジェクトに資金を提供するための計画である。
米国は、中国共産党の「 一帯一路 」プロジェクトについて早くから警告している。これは中国共産党によって行われている「債務による落とし穴」外交であると。
以前の報告では、このプロジェクトの結果、少なくとも13か国が債務危機に陥っていることを明らかになっている。