【脱党支援センター2019年11月30日】
最近、中国の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)は、強制的にウィーチャット(WeChat)をアップデートやウィーチャット(WeChat)のバックアップに対して、コントロールを強化した。具体的なことを下記に述べ、皆さん達の注意をここでもう一度喚起する。
1、WeChatの監視ソフトのアップデート後、監視が容易化
中国の国内安全保衛部門は、WeChatのモニタリングソフトを普通端末(コンピューター、あるいは携帯)にインストールして拡散させ、携帯することが可能になり監視できるようになった。モニタリング室で電話を盗聴するより遥かに容易であるという。それというのも、警官ら以外にも、住民委員会配属である監視チーム(非警官)の人員でも、WeChatのモニタリングソフトを携帯にインストールでき、チャット履歴を読めるようになり、携帯を盗聴し周囲の会話を聞くことが同時に可能になった。これらは個人のプライバシーを極めて侵害する状態にあると言える。
2、県レベルの情報網の監視員がWeChatの監視ソフトを使用
中国の国内安全保衛部門のWeChat監視ソフトウェア機能が、2019年の後半から県レベルのネットワークを監視するために、運用されているが、僥倖の心理を炊かない方がよい(思いがけない幸運を得ると思わない方がよい)。理論上では、小さい県レベルの事でも、監視システムは世界中のWeChatのネットワークを監視でき、干渉することが可能である。
3、2019年後半から、中国の国内安全保衛部門は重要監視対象のWeChatで繋がる人全員を記録 し、分析
法輪功の新人と疑われた人が、中国製または中国国内で流通される携帯を使用しているとき、警官はバックアップでカメラ機能を起動させ、WeChartに関連する携帯番号に発信し、その携帯と携帯主を確認、記録することができる。現在では、国内安全保衛部門の警官は固定電話で電話する時、ローカル電話の番号に偽装することも可能になった。ただし、折り返し電話したら、使用されていない番号であることを告げられる。このソフトでかけたローカル電話の番号は基本的に一つの番号段に属している。
4、警務、国内安全保衛部門の人はWeChartをアンインストールしている
WeChatとその監視システムが理論上コピーされやすく、逆盗聴され、逆監視される可能性がある。警察部の悪事と秘密を漏らさないように、2019年、警察内部に警務や国内安全保衛部門の人員に、すべてWeChatをアンインストールするようにと命令されていた。 実際、常用ソフトウェア、例えば、「京東(JD.com)、淘宝(Alibaba Group)、支付宝(Alipay)」などは、同じように操作されやすいものである。同様なことはビッグデータの監視にも言える。(個人がインターネットでの実名行為、例えば、買い物や勉強場所、支払い方法、チケットの購入先、お出かけ先、閲覧履歴などが全て分かる仕組みである)
5、できる限り中国産ソフトウェアのアプリを消去し、使用を最小限にする事
WeChatをアンインストールしても、携帯番号の登録がなくても、国内安全保衛部門の警官は他のソフトウェア(美団、淘宝、京東など)を通して、バックアップの録音を可能にし、依然として、盗聴を行なうことが可能である。プライバシーを気にする方はできる限り、中国産ソフトウェアのアプリを消去し、使用を最小限にした方が良い。平時はデータ通信を切り、同時に携帯のバックアップにある録音や録画を切っておく状態にすることをお勧めする。
それでは、最大限情報の安全を守るにはどうすればよいか
1、WeChartを消去し、携帯をリカバリしておく。ビジネスに関する連絡は携帯電話ではなく、e-mailの使用を心掛ける。中国産アプリを使わない。さらに、用がなければ、データ通信を「切る」にしておく。
2、旧型携帯が遠隔操作されにくいので、できれば旧型を使った方が良い。スマートフォンをやめ、ガラパゴス携帯の使用をお勧めする。電話の盗聴や操作がされにくいからである。 仮にスマートフォンを使うなら、米国版、香港版のiPhoneがより安全である。同時に機器の全アプリを「切る」にする。最大限の情報の保護が可能なためである。
3、携帯に非通知のMMSあるはSMSのメールが送られてきて、かつ、何かしらのダウンロードを推進させるメッセージの場合、大体は商業スパイか「国安」のトロイの木馬であり、絶対にこれらは開かないようにすべきである。送信されて来た場合は、必ず直接削除してください。
転載 明慧ネット