[ 脱党支援センター佐藤朋美訳2019年11月30]
中国の油絵画「Make America Great Again」が優秀賞を受賞
[大紀元2019年11月29日](大紀元の記者趙芬妮によるニューヨークからの報道)中国の油画家廖徳明は、中国共産党の圧政に対する激しい攻撃のために本土で7年間拘留されていました。現在彼はアメリカに在住しているが、彼の娘は彼の代わりにまだ本国の刑務所に収容されている。2019年11月27日に、彼は新唐人美術展の交流会で個人的な経験を話し、自由と伝統芸術の追求を表明した。
廖徳明は四川美術学院を卒業し、絵画と美術の創作研究に従事してきた中国芸術家協会の会員である。彼は現在の米国大統領トランプを主役に配置した「アメリカを再び偉大にする」というテーマの油絵により、第5回新唐人第5回「全世界の人物画コンテスト 」優秀賞を受賞した。
トランプの伝統的な価値への回帰の理念に共感
廖徳明は「自由は芸術を育む」と信じ、海外に来て以来、彼は自由のために発言することに加えて、油絵を書き続けた。 近年、彼はアメリカ大統領とその周りの幹部を描いたリアルな油絵を数多く作成したが、今回の彼の作品「Make America Great Again」はトランプを描いた油絵である。
彼はこの絵の主人公はトランプであると紹介する。トランプ大統領は米国の40年の緩和政策以来最も偉大な大統領であり、いままで多くの大統領が提起せず、問題にしなかった事項を提起した。これは「非常に重要」である。
「彼は共産主義の浸透の有害性を見て、「米国は決して社会主義にはならない」と繰り返し述べた。私は彼の(これらの)見解に全く同感である。」彼が言うトランプが提唱する考えは伝統的な価値とは、例えば「米国が第一」、「アメリカが再び偉大になる」、「価値観を改め、伝統に戻る」という概念のことである。
トランプの考えを強調するために、ワシントンのようなアメリカの価値観の創始者もこの作品に登場させたのである。
新唐人展はアメリカの美術展の中で最高
油絵画家として、廖徳明はいつか海外で自身の美術展を開催することを望んでいるが、しかし彼は新唐人美術展も「米国の美術展で最高の美術展」であり、参加できることに満足しています。
「今では他の美術展は現代のものです。何を表現してもよい。」彼は、現代美術展の内容とテーマは彼の同意を難しくしていると言う。
長年にわたり伝統芸術の道を歩んできた廖徳明は、現在の絵画の世界が直面している問題に深く触れています。現代の画家はいわゆる「現代美術」を追求するために、現代の画家は伝統的な創造的な考えを無視し、歴史の中でそれらの偉大な画家を超えることができませんでした。大都会博物館での毎一枚の作品は素晴らしいものであり、毎一枚芸術作品であり、その一部はかけがえのないものです。
現代の人々の思想は芸術上にはないため、彼の心はより混沌としています。今日の考えはここにあり、明日の考えはそこにあります。集中できず、良い作品も出て来ません。」
彼は、目下伝統芸術においては、コンテスト主催者の「伝統芸術への回帰」の目的は、特に油絵の回帰には特に重要であると考えています。「絵画の伝統芸術は、非常に高い専門技術が必要です。一般に今の人は技巧については注意を払いませんし、基本技能についてもおろそかにしています。だから絵を描くことも、想い描くこともできません。このスキルも持っていない、時間があるから良い絵を描くことができるというわけではないのです。」と 廖徳明は言う。
彼は、 新唐人コンテストは伝統的な油絵芸術を回復するために努めていると賞賛しました。「新唐人は非常に良い仕事をしており、うまく組織され、うまく機能しています。」