スティーブ・バノン氏 ファーウェイの危険性について語る

スティーブ・バノン氏 ファーウェイの危険性について語る

ホワイトハウスで大統領補佐官を務めていたスティーブ・バノン氏は、9月、「Claws of the Red Dragon」と題した映画を公開する予定だ。

この映画の中でバノン氏は、中国の通信大手ファーウェイに対し警鐘を鳴らしている。バノン氏は米国の大紀元紙からによるインタビューに応じ、ファーウェイ問題のほか、中国共産党に対する米国政府の戦略などを詳しく説明している。

バノン氏は、新唐人テレビによる北米向けの番組制作に関与しており、その中で「Huaweiの1つの問題は、Huaweiが中国人民解放軍の技術部門であることだ」と指摘している。この番組は映画化され、ワシントンD.C.の一部でテスト公開されたところ大きな反響があり、今後は世界中で放映が計画されているという。

バノン氏が指摘するファーウェイの問題とは、同社が5Gネットワークを、中国人民解放軍の代理人として管理しているという点だ。このまま事態が改善されなければ、やがて西側世界の5G通信網が全て中国の制御下に置かれる可能性があるという。
米国はトランプ大統領が就任するまで、ファーウェイや中国共産党の危険性に対して見ぬ振りをしていた。しかしトランプ大統領は中国に対し「彼らは私たちに嘘をついている」とはっきり述べ、貿易戦争を始めるに至った。バノン氏は「トランプ大統領は、約束を守らない中国政府を許さないだろう」と指摘する。

原文 大紀元 翻訳脱党支援センター 白洲 一郎

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